IIJ、「IIJセキュアMXサービス」でマクロ除去フィルタを提供

　株式会社インターネットイニシアティブ（以下、IIJ）は5日、クラウド型の統合メールセキュリティサービス「IIJセキュアMXサービス」の機能を拡充し、マクロが含まれた添付ファイルを検知する「マクロ除去フィルタ」を9月8日から提供すると発表した。

　IIJセキュアMXサービスでは、送受信メールに対する「ウイルスフィルタ」「迷惑メールフィルタ」「アドレスフィルタ」などさまざまなフィルタを提供しており、これらによる多重チェックを行なうことで、各種の脅威への対策を可能としている。

　今回、マクロを含んだファイルを検出する「マクロ除去フィルタ」機能を追加することで、管理者は受信者へのメールに対し、添付ファイルのマクロの除去や注意喚起のタグ付けなど、自社のポリシーに合わせた対策が可能となる。また、フィルタは基本機能での提供であるため、追加の費用は発生せず、設定を完了すればすぐに利用を開始できる。

　マクロ除去フィルタでは、マクロが含まれた添付ファイルを検知し、「ファイルからマクロを除去し、配送」「添付ファイルを削除し、メール本文のみを配送」「件名に注意喚起等のタグ付けをし、配送」「マクロを除去していないオリジナルメールを隔離領域に保存」のいずれかの処理が実行可能。対象となるファイルは、Word/Excel/PowerPoint、一太郎、PDF。