IIJ、企業向けセキュアウェブメール「MailTAP」に新たなセキュリティ機能を追加

　株式会社インターネットイニシアティブ（以下、IIJ）は26日、企業向けのクラウド型統合メールセキュリティサービス「IIJセキュアMXサービス（以下、セキュアMX）」で提供しているウェブメール「MailTAP」において、新たなセキュリティ機能としてメール送信国表示機能とフリーメールへの注意喚起機能を追加し、提供を開始した。

　MailTAPは、セキュアMXのオプションサービスで、大容量でセキュアなメールボックス機能を提供する「メールボックスプラスオプション」に標準で付帯されるウェブメールサービス。標的型メール攻撃や情報漏えい対策に有効な機能を提供しており、新たに2つの機能を追加した。

　メール送信国表示機能は、受信メールの送信元IPアドレスから国情報を取得し、受信メール一覧画面に国旗アイコンを表示する。どの国から送信されたメールかがひと目でわかることにより、例えば実在する国内企業や組織のドメインになりすますなどして、海外のサーバーから送信される迷惑メールや標的型メール攻撃等に対する注意喚起につながる。

　フリーメールへの注意喚起機能は、メールの送信元がフリーメールだった場合に、警告マークを付け、差出人欄に表示する。標的型攻撃にはフリーメールが使われることが多く、メール受信時にフリーメールへの注意喚起を促すことで、予期せぬウイルス感染や情報漏えいを防ぐ。

MailTAP 受信メール一覧画面