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IIJ、「IIJセキュアMXサービス」のメールフィルタ機能を強化、6社のフィルタリングエンジンを採用

 株式会社インターネットイニシアティブ(以下、IIJ)は3日、企業のメールシステムに必要なセキュリティ機能をクラウド型で提供する「IIJセキュアMXサービス(以下、セキュアMX)」において、フィルタリング機能を強化するため、脅威メールを検知する判定エンジンを6製品に拡張し、提供を開始した。

 IIJでは、フィルタリングエンジンを6社の製品に拡張することで、セキュアMXの基本機能として提供する「迷惑メールフィルタ」および「アンチウイルス」で使用するフィルタリングエンジンを多重化。迷惑メールやウイルスの特徴が登録されたパターンファイルを持つエンジンを複数組み合わせた多段フィルタリングにより、業務に不要なメールやリスクのあるメールをより精緻に検知・排除することを可能にする。

 また、従来は有償のオプション機能として提供していた「アンチウイルスプラス」を、基本機能として標準(無償)で提供する。

 迷惑メールやウイルスメール検知後のフィルタ処理については、従来の破棄・受信拒否・隔離・受信許可に加えてメール内容の整形を可能とした。件名への文字列の付与、任意のヘッダの追加や削除、添付ファイルの削除など、より柔軟な処理を行える。フィルタの適用順や例外設定を細かく指定でき、インターフェイスの改善と合わせて利便性を向上した。