NTT西日本、ルータの設定・運用を代行する企業向けサービス「ルーターおまかせプラン」

　西日本電信電話株式会社（以下、NTT西日本）は3日、「フレッツ光」（FTTHアクセスサービス）において、ルータの導入・運用をトータルでサポートする企業向けサービス「ルーターおまかせプラン」を発表した。

　「ルーターおまかせプラン」は、主に中堅・中小企業向けに、インターネット接続で利用するルータの導入・運用サポートを提供するサービス。設置するルータは、NTT西日本があらかじめ設定を行って企業の拠点へ発送するため、届いたルータを接続するだけで利用できるほか、機器の異常時には、ユーザーからの申告に基づきクラウドから故障切り分けを実施し、故障が確認された場合は、専門スタッフがオンサイトで機器交換対応を実施するという。

　また、複数オフィスのLAN環境をクラウドで一括管理できるので、離れたオフィスを持つ企業の場合、ルーターの運用負荷を軽減可能。クラウド機能の操作支援やルータの設定変更といった関連するヘルプデスク業務は、NTT西日本のサポートセンターが代行してくれるという。受付時間は年末年始を除く9時～21時。

　加えて、中堅・中小企業向けのICTサポートサービス「オフィス安心パック」をあわせて契約すれば、ルータからPCなどの端末まで、オフィスのICT環境をNTT西日本がトータルでサポート可能とのこと。

　ラインアップは、ルータの性能に応じて「ベーシックタイプ」と「ハイエンドタイプ」を用意し、それぞれについて5年契約と7年契約のプランが設定された。価格例（税別）は、5年契約のベーシックタイプが1台あたり月額4500円、5年契約のハイエンドタイプが月額5000円。なお、オフィス安心パックや「セキュリティおまかせプラン」などをあわせて契約する場合は、割引料金が設定されるとのこと。