NTT西日本、中堅・中小向けのICTサポートサービス「オフィス安心パック」

　西日本電信電話株式会社（NTT西日本）は31日、中堅・中小企業向けのICTサポートサービス「オフィス安心パック」を発表した。西日本エリア（富山県、岐阜県、静岡県以西の30府県）で、4月1日より提供開始する。

　「オフィス安心パック」は、主に中堅・中小企業に向けて、ICTに関するサポートを提供するサービス。電話やリモートでのサポートに加えて、訪問サポートを「基本サポート」として提供する。

　具体的には、専用サポートセンターにて、PC、ネットワーク機器、ビジネスフォンなどに関する相談事を一元的に受け付け、電話による故障切り分け、取り扱い説明、設定サポートなど行う。また、遠隔操作ツールによるリモートサポートにより、PCの操作支援を行うほか、トラブル時には、技術スタッフがユーザー企業の事業所に訪問し、故障切り分けを実施。要望に応じた故障修理も行うとのこと。

　このほか、ニーズに応じた有料オプション「選べるサポート」として、マルウェアや不正アクセスからPCを保護する「セキュリティ機能」、LANに接続される機器の情報を一元管理し、PCのセキュリティ設定を一括で設定・管理する「IT管理サポート」、ビジネスフォンの主装置と電話機を分けて保守できる「ビジネスフォンサポート」、Windows XPからのデータ移行支援、といったメニューを用意した。

　基本サポートの価格は、1拠点あたり500円（税別）で、インターネット接続サービス「フレッツ光ネクスト」の契約が別途必要となる。基本サポートの範囲では、電話サポートとリモートサポートは特に費用はかからない。訪問サポートは、障害切り分けは月1回が無料、2回目以降が1回あたり7500円（税別）。故障修理対応も必要な場合、これに加えて実費がかかる。

　また「選べるサポート」の価格例は、「セキュリティ機能ライセンス・プラス」がPC3台までの場合で月額380円（税別）、「IT管理サポート」がPC1～20台の場合、拠点あたり月額2500円（税別）、「ビジネスフォンサポート」の主装置Sタイプの場合、1台あたり月額3000円（税別）、電話機が1台あたり月額300円（税別）。Windows XPからのデータ移行支援は個別見積もり。利用するサービスの組み合わせによって、割引価格も用意しているとのこと。

【お詫びと訂正】
　初出時、電話サポートの障害切り分けが2回目以降有料と記載しておりましたが、これは誤りです。正しくは、訪問サポートの障害切り分けが2回目以降有料となります。また、2回目以降の料金を記載しました。