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NTT西日本、中堅・中小企業の無線LAN導入を支援する「スマート光 ビジネスWi-Fi」

 西日本電信電話株式会社(以下、NTT西日本)は、インターネット接続サービスの「フレッツ光」において、企業向けのサポート付き無線LANサービス「スマート光 ビジネスWi-Fi」を3月6日より提供開始する。提供エリアは、西日本エリア(富山県、岐阜県、静岡県以西の30府県)。

 「スマート光 ビジネスWi-Fi」は、フレッツ光を契約の中堅・中小企業向けに、オフィスのWi-Fi環境をパッケージ化し、無線LANアクセスポイントの導入と運用サポートをあわせて提供するサービス。無線LAN環境を統合管理できる設定機能がクラウドサービスとして提供され、複数オフィスの無線LAN環境を一括管理可能なため、離れたオフィスの環境も手間なく運用できるという。また万一、無線LANでインターネットに接続できないなどのトラブルが発生した場合も、NTT西日本が遠隔から問題解決を支援するとした。

 導入にあたっては、NTT西日本があらかじめアクセスポイントなどの設定を行ってユーザー企業の拠点へ発送。届いたアクセスポイントをインターネットに接続されている既設LANへつなぐだけで、無線LANの利用を始められるとのこと。もし、アクセスポイントの設置代行を希望する場合でも、「オフィス安心パック」などのサービスで別途対応できる。

 1台のアクセスポイントで同時利用できる端末数は、推奨120台まで。

 価格は、月額費用が、5年契約の場合でアクセスポイントあたり2400円(税別)、3年契約の場合で3400円(税別)、初期費用がアクセスポイントあたり1万2000円(税別)。「オフィス安心パック」を契約している場合は、月額費用から400円(税別)を割り引くとのこと。このほか、フレッツ光の料金やプロバイダーの月額利用料が必要となる。

石井 一志