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エンカレッジ、対応環境を拡充した特権ID管理ソフトウェア「ESS AdminControl 1.6」

 エンカレッジ・テクノロジ株式会社(エンカレッジ)は31日、内外のセキュリティ脅威から重要システムを守る特権ID管理ソフトウェア「ESS AdminControl」において、新版「同 1.6」を同日より販売開始すると発表した。

 ESS AdminControlは、Windows、Linux、UNIX、データベースなどの特権IDを管理するためのソフトウェア。申請・承認ベースの貸与機能や、ログ収集&申請との突合による不正使用検出機能、定期パスワード変更機能などを備えており、こうした管理機能を自動化することで、担当者の負荷軽減を行えるという。

 今回の新版では、ESS AdminControlサーバー自身の稼働環境をWindows Server 2016に刷新したほか、管理対象システムを拡充し、Oracle Linux 5/6/7、CentOS 6/7、AIX 7.2といったOSや、Microsoft SQL Server 2014/2016といったデータベースをサポートした。

 仮想基盤についても、新たにVMware vSphere Hypervisor(ESXi) 6.0/6.5/6.7に対応。VMware vSphere Hypervisorを利用したプライベートクラウド環境において、仮想マシン上のOSやデータベースのアカウントだけでなく、仮想基盤の管理者アカウントについても、申請承認ベースの貸与、パスワードの定期変更が可能になるなど、適用範囲が拡大したという。

 また、申請時の作業終了時間経過後にアクセス可否についてポリシー設定が可能になるなど、利用中のユーザーからの要望をもとにした、運用性・使いやすさの改善も行われている。

 参考価格は、最小構成で300万円から。