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インテック、トレンドマイクロのセキュリティサービスを自社クラウドサービス向けに提供

 株式会社インテックは30日、企業向けクラウドサービス「EINS/SPS」ならびに「EINS/MCS」のセキュリティ対策として、トレンドマイクロ株式会社のセキュリティサービス「Trend Micro Deep Security as a Service」を同日より提供開始すると発表した。

 インテックのEINS/SPSは、企業向けに提供しているIaaSで、同社がサーバーやネットワークの管理業務を代行する「EINS/SPS Managed」と、セルフサービス型の「EINS/SPS SelfPortal」をラインアップしている。

 一方のEINS/MCSは、EINS/SPSを補完し、総合的に支援するサービスを体系化したもの。Office 365を活用する「EINS/MCS まかせてOffice 365」、Microsoft Azureを活用した「EINS/MCS for Azure」などを展開してきた。

 今回インテックでは、こうしたサービスのセキュリティを強化するため、サーバー向けホスト型セキュリティサービスのTrend Micro Deep Security as a Serviceを提供するという。同サービスは、ホスト型ファイアウォール、不正侵入防御、不正プログラム対策、セキュリティログ監視など、さまざまな機能を備えており、多層防御によるサーバーセキュリティの強化を実現するとのことだ。

 また、管理マネージャをクラウドサービス(SaaS)として提供するので、環境に依存しない設定管理が可能。設計および導入に支援が必要な場合は、オプションでインテックのプロフェッショナルサービスを利用することもできる。

 価格は1サーバーあたり月額2万円。インテックでは、2020年度に年間5億円の売り上げを目標としている。