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インテック、リソースを柔軟に変更できるセルフポータル型IaaS「EINS/SPS SelfPortal」

 株式会社インテックは18日、企業向けクラウドサービス基盤「EINS/SPS」において、ユーザー自身がシステムリソースを管理できる「EINS/SPS SelfPortal」を、同日より提供すると発表した。

 「EINS/SPS SelfPortal」は、ユーザー自身がクラウドシステムのリソース管理ができる、セルフポータル型IaaSサービス。インテックが独自開発したセルフサービスポータルを用いて、サーバーやネットワークの追加や変更を自在に行うことができる。課金体系についても、利用するリソース(CPU、メモリ、ディスク)の総量をあらかじめ決めるだけのリソースパック型月額課金を採用しており、契約したリソースパックの範囲内で、柔軟にサーバーの組み替えが可能になっている。

 また、クラウドコントローラとしてはシトリックスのCloudPlatformを利用するほか、仮想基盤にはVMware vSphereを、ネットワーク技術にはイーサネットファブリックを採用するなど、さまざまな先進技術を採用することにより、最新のクラウドサービスを提供するとした。

 価格は、CPU 2scu(1scuは1.0~1.2GHz、1コア相当)、メモリ4GB、ディスク100GBのエントリーパックで月額1万7000円(税別)から。

 なお、インテックがリソース管理業務を代行する従来の「EINS/SPS」は、「EINS/SPS Managed」に名称を変更し、継続して提供される。

(石井 一志)