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CTCSP、WinActorの導入・運用支援やトレーニングなどのサービスを提供

 シーティーシー・エスピー株式会社(以下、CTCSP)は26日、NTTアドバンステクノロジ株式会社(以下、NTT-AT)のRPAツール「WinActor」に関して、ソフトウェアロボットの作成やメンテナンスの支援などを行う導入・運用支援サービスを、8月より開始すると発表した。

 WinActorは、NTT-ATが開発しているデスクトップ型のRPAツール。日本語のユーザーインターフェイスやマニュアル、直感的なGUIを備えており、ソフトウェアロボットの作成が容易な点が特徴という。

 今回CTCSPは、WinActorの導入前や検討段階で、操作・管理・運用のスキルを習得する体験学習「ハンズオントレーニング」をはじめ、導入時のソフトウェアロボット作成を支援する「導入支援」、導入後のロボットの不具合対応や、業務変更に伴う修正などを支援する「運用保守」、といった各領域でサービス提供を開始する。

 メニューとしては、集合形式でのトレーニング、ユーザー企業を訪問してのオンサイトトレーニング、Web会議システムを使ったサポートなど、各企業の状況やスキルレベルにあわせたメニューを用意し。WinActorの導入から運用までをトータルで支援するとした。
 価格例は、ハンズオントレーニングの場合、初級・中級ハンズオントレーニング(集合形式)は無償で提供。上級ハンズオントレーニング(集合形式)が1人あたり5万円、初級・中級ハンズオントレーニング(オンサイト)が5人までで15万円、上級ハンズオントレーニング(オンサイト)が5人まで30万円。

 導入支援では、有償版評価支援サービスが10万円、オンサイト導入支援サービスが50万円。運用保守では、メールサポートを提供するスタンダード保守サービスが無償(ライセンス費用に含む)、シナリオ作成支援などを含むプレミアム保守サービスが年間16万円から。

 またWinActorに加えて、Excelを使った集計や、システム間のデータ連携などの作業に特化した自動化ツールを、ユーザー企業の業務にあわせて提供し、業務全体の効率化を支援するとのこと。CTCSPでは、関連するソリューションの販売を含め、1年間で5億円の売上を目標としている。