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キヤノンITS、IBM i向け端末エミュレータ「TCPLink日本語5250エミュレータ」新版を発売

 キヤノンITソリューションズ株式会社(以下、キヤノンITS)は17日、Windows 10対応のIBM i向け端末エミュレータ「TCPLink日本語5250エミュレータ」の新バージョンを販売開始した。価格は5万2000円(税別)。

 「TCPLink」シリーズは、キヤノンITSが開発・販売を行う端末エミュレータ製品で、IBM、富士通、日立、NECの各社メインフレーム向けのオンライン端末機能を実現する。

 IBM i向け「TCPLink日本語5250エミュレータ」の新バージョンでは、IBM製エミュレータの標準機能であるプリンター定義ファイル(Printer Definition File)を利用した印刷に対応。IBM 55xx、ESC/Pの各スプール印刷で新たにプリンター定義ファイルも利用でき、大容量の印刷時にメインフレームの負荷が軽減される。

 製品はWindowsプリンタードライバーを利用したGDI印刷にも対応し、使用するプリンターごとにフォント指定などの制御設定することなく印刷することも可能。定型フォーマットでの帳票出力など、印刷業務がある企業にとって端末エミュレータ買い替えの際にもスムーズな移行を実現する。

 また、動作環境として、Windows 10 April 2018 Update(バージョン1803)に対応した。