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SAPジャパン、業種別・テクノロジー別のSAP Leonardoアクセラレーターパッケージを国内で本格提供開始

 SAPジャパン株式会社は25日、IoTソリューション「SAP Leonardo」において、導入を簡素化するためのアクセラレーターパッケージを、日本市場向けに本格提供開始したと発表した。

 SAP Leonardoアクセラレーターパッケージは、SAP Leonardoの持つビッグデータ、機械学習、データインテリジェンス、IoT、ブロックチェーン、アナリティクスなどのテクノロジーと、デザインシンキングの手法を用いて、SAPが顧客と開発を進め、実装・稼働したIoTシステムをパッケージ化したもの。

 ユーザー企業はこれを活用することにより、IoTシステムを80%程度まで作り上げられるとのことで、残りの20%程度にあたる、自社固有要件の構築にのみ集中すればよいことから、低リスクかつ短期間でIoTシステムを作り上げられるとした。

 なお、アクセラレーターパッケージには、業種別およびIoTテクノロジー別のラインアップが提供される。

 業種向けの「SAP Leonardo Industry Accelerator Package」としては、組立製造、小売、消費財、化学、公益事業、旅行・輸送、スポーツ、通信といった業種向けを第1弾として提供。

 またIoTテクノロジーカットのパッケージ「SAP Leonardo IoT Accelerator Package」は、以下の7種類を提供する。

・SAP Predictive Maintenance and Service
・SAP Asset Intelligence Network
・SAP Connected Goods
・SAP Global Track and Trace
・SAP Distributed Manufacturin
・SAP Vehicle Insights
・SAP Digital Manufacturing Insights