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SAPジャパン、通信企業向けの「SAP Leonardo」アクセラレーターパッケージを提供開始

 SAPジャパン株式会社は8日、デジタルイノベーションシステム「SAP Leonardo」の通信企業向けアクセラレーターパッケージ「SAP Leonardo for Telecommunications」の提供を開始した。

 SAP Leonardoは、ビジネスアナリティクス、ブロックチェーン、IoT、機械学習などの新しいテクノロジーとサービスを組み合わせたソリューション。SAP Leonardoの業種別およびIoTのアクセラレーターパッケージは、特定の使用ケースに対応するためにSAPソフトウェアとデザイン思考手法を事前に統合し、ソフトウェアとサービスを固定価格で提供する。

 SAP Leonardo for Telecommunicationsは、通信企業向けのアクセラレーターパッケージとして、通信企業がリアルタイムでのマージン主導型企業になるためのデジタル変革を可能にすると説明。パッケージには、SAP Cloud Platform上に構築された業種別ソリューションである「SAP Big Data Margin Assurance」が含まれており、通信事業者は収益の向上とコストの削減のためにデータをより効果的に使用できる。

 このアクセラレーターパッケージにより、通信企業はユーザー1人あたりの平均売上金額(ARPU)に基づくビジネスモデルから、ユーザー1人あたりの個別マージン(IMPU)に基づくビジネスモデルへと進化し、収益性を重視したビジネス運営ができるようになるとしている。