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KCCSモバイルエンジニアリング、LPWA規格を対象にデータ収集・可視化を実現するIoT基盤「miotinc」

 KCCSモバイルエンジニアリング株式会社(以下、KCME)は23日、LPWA規格をターゲットとしたデータ収集、可視化を実現するIoTプラットフォーム「miotinc(ミオティンク)」を開発したと発表した。

 miotincは、LPWA(Low Power Wide Area)でサービス展開されている、Sigfox、NB-IoT、LoRaの通信機器で取得したデータを収集し、可視化するIoTプラットフォーム。取得データを4種のグラフ(Line、Bar、Donut、Stats)とマップで表示できるほか、目的に合わせて選択・配置変更することで、ダッシュボードを自由にカスタマイズすることもできる。

 また、グローバルサービスを視野に日本語・英語・韓国語に対応。GPSセンサーとリンクさせることで、国内移動軌跡のみならず国境をまたぐ軌跡も可視化できるとした。

 今後は、2018年夏をめどに、課金計算、デバイス管理、中国語対応、WhatsAppなどによるメッセージ通知などの機能を追加する予定。さらに2018年度末には、オーダー管理、分析ツール連携などもサポートする計画である。