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AIが問い合わせデータからFAQを作成、オウケイウェイヴが「OKBIZ. for AI FAQ Maker」を提供

 株式会社オウケイウェイヴは16日、企業内の問い合わせデータやメール対応履歴などをもとに、AIがFAQやカテゴリ分類案を自動で作成するソリューション「OKBIZ. for AI FAQ Maker」を、同日より販売開始すると発表した。

 OKBIZ. for AI FAQ Makerは、自社開発のAI「KONAN」をベースに開発したAIソリューション「OKBIZ. AI Knowledge」を利用して、FAQデータなどの作成支援を行うソリューション。AI分析によって大量の問い合わせデータを集約し、FAQ作成とカテゴリ分類案までを自動で行うため、サポート業務従事者が問い合わせデータから手作業でFAQ作成を行う場合と比べ、約80%もの作成時間の効率化を実現するという。

 また、同ソリューションで利用するOKBIZ. AI Knowledgeは、Q&Aサイト「OKWAVE」の3600万件以上のQ&Aデータを言語データ(コーパス)としてあらかじめ学習しているので、一般的な単語の関連性、さまざまな言い回しをナレッジ化して保持しているのが特徴。業種を問わず、さまざまな問い合わせデータのAI分析を可能にしているとのこと。

 なお、FAQのもととなる問い合わせデータは、問い合わせ履歴、メール、電話応対を記録したコールログなど、柔軟に対応可能とした。

 価格は、2018年5月31日までのキャンペーンで150万円(税別)から。オウケイウェイヴでは、問い合わせが多数寄せられる企業などを対象にOKBIZ. for AI FAQ Makerを展開し、年間50社への販売を見込んでいる。