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CEC、Microsoft Azureへの閉域接続サービスを提供

Azure活用支援サービス「Convergent BSA」を強化

 株式会社シーイーシー(以下、CEC)は16日、東日本電信電話株式会社(以下、NTT東日本)が提供する、閉域網によるクラウド接続サービス「クラウドゲートウェイ」のOEM契約を締結したと発表した。これに伴いCECは、クラウドゲートウェイを活用してMicrosoft Azureに閉域接続する「Azureセキュア接続サービス」を、Microsoft Azureの活用支援サービス「Convergent BSA」のラインアップに追加する。

 クラウドゲートウェイのラインアップの1つである「クラウドゲートウェイ クロスコネクト」では、日本マイクロソフトが提供する閉域網接続サービス「Azure ExpressRoute」を利用し、Microsoft Azureの「プライベートピアリングドメイン」へ接続することができる。

 今回、CECが提供する「Azureセキュア接続サービス」は、クラウドゲートウェイ クロスコネクトとMicrosoft Azureを1つの契約にまとめ、簡単に導入できるようにしたパッケージサービス。Microsoft Azureの導入計画から運用保守までを、ワンストップで対応するという。

 メニューとしては、導入前アセスメントサービスや閉域網接続サービス「セキュア接続サービス」(100Mbps/1Gbps)に加えて、導入計画から運用・保守を最適なプランで提案する「ハイブリッドクラウドソリューション」、Microsoft Azureの請求代行サービスを用意する。

 価格は、導入前アセスメントサービスが20万円から、ハイブリッドクラウドソリューションは個別見積もり。

 セキュア接続サービスの価格は、100Mbpsのプランが月額12万円から、1Gbpsのプランが月額19万円からで、いずれのプランも6万円の初期費用や、NTT東日本が提供するVPNサービスの費用が別途必要になる。

 またユーザー企業のネットワークへの接続作業、およびAzure ExpressRouteゲートウェイの構築・接続試験作業は、ハイブリッドクラウドソリューションのサービスとして対応するとのこと。