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シーイーシー、Microsoft Azure関連のサービスラインアップを「Convergent BSA」として体系化

 株式会社シーイーシーは7日、Microsoft Azureを活用したクラウドサービスのラインアップを拡充・体系化し、「Convergent BSA(Business Services for Microsoft Azure)」として同日より販売開始すると発表した。

 シーイーシーでは2015年3月より、日本マイクロソフトのクラウドサービス群に独自サービスを統合したソリューション「Convergent」を提供してきたが、今回のConvergent BSAは、その中でもMicrosoft Azureにフォーカスしたもの。

 具体的には、Dynamics CRMやOffice 365との連携支援、オンプレミスやほかのクラウドからMicrosoft Azureへの移行支援など、業種に依存しない「共通基盤サービス」と、特定業種に特化して提供する「業種向けサービス」から構成される。

 前者では、クラウド移行サービス、Dynamics CRM/Office 365連携サービスに加えて、社内外情報共有サービスや、Power BIを使ったデータ分析連携サービス、IoT+マシンラーニング+ボット、IoT+Dynamics CRM+Power BIなどのサービスメニューを提供する。

 一方の業種向けサービスでは、金融業向け、自治体向け、製造業向け、流通業・物流業向け、ITベンダー向けのサービスを用意した。

 例えば金融業向けでは、改正保険業法対応保険代理店向けクラウドサービス「hoQQot」、クラウド移行サービス「ITリノベーションサービス Re@nove」などをラインアップ。自治体向けでは、総合窓口ソリューション、マイナンバー導入支援サービス「WonderWeb LG」、教育機関向けモバイルアクセスサービス、認証印刷セキュリティソリューションなどを提供するとしている。

 なおシーイーシーでは、Convergent BSAで提供するサービスをベースとしたSI全体の売上において、2016年からの3年間で50億円を目標としている。