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安川情報システム、IoTクラウドサービス「MMCloud」の基盤としてAzureのIaaSを採用

 安川情報システム株式会社は11日、機器から収集したデータの可視化・分析を実現するIoTプラットフォーム「MMCloud(エムエムクラウド)」の基盤として、Microsoft Azureを採用したと発表した。なお、Microsoft Azureを用いたサービス提供は4月20日より開始する予定。

 MMCloudは、機器からデータを収集し、配置や稼働状況の把握・分析を行うクラウドサービス。特別なソフトウェアのインストールなしに、すべてWebブラウザのみで操作できる簡便さが特徴で、柔軟なステータス表示、異常データの検知、故障予測などの機能を提供している。

 今回、全世界でサービスを提供するMicrosoft Azure上のIaaS環境上にもMMCloudのシステムを構築することで、グローバル対応がさらに強化されるとのこと。またMicrosoft Azureは、IoT通信で標準なプロトコルとなっているMQTTなどにも対応しているため、より多くの機器との接続が可能になるとした。

 なお今後は、データベースやWebサービスなどのミドルウェアおよびランタイムなどを提供するPaaSとの連携も進める考えで、データ活用の最大化を推進し、サービス向上を図っていくとしている。