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インフォサイエンス、統合ログ管理製品「Logstorage」と情報漏えい対策製品「秘文」の連携ツールを提供
2018年4月11日 12:08
インフォサイエンス株式会社は11日、自社の統合ログ管理システム「Logstorage」と株式会社日立ソリューションズの情報漏えい防止ソリューション「秘文」を連携させるモジュール「Logstorage 秘文 連携パック」を発表した。4月20日より提供を開始する。
インフォサイエンスのLogstorageは、サーバーやネットワーク機器など、社内のさまざまな情報システムのログを収集・分析できる統合ログ管理システム。一方の秘文では、情報漏えい対策に効果的なデバイスコントロール機能、暗号化機能などを提供している。
今回の連携では、秘文から出力されるデバイスのアクティビティを低コストで長期保管し、監査やセキュリティインシデントの検出を容易かつ確実に行うソリューションを提供する。
具体的には、秘文で記録したログをLogstorageに自動収集し、インフォサイエンスが開発したログ専用の独自データベースに格納することで、最大で10分の1にログを圧縮し、かつ高速なログ分析を実現する。さらに、ログファイルに対する暗号化や、ハッシュ値を自動生成する機能により、ログの改ざん検出や原本性の証明が可能になるとした。
またLogstorageでは、異なるフォーマットを持つログの違いを吸収し、統合的・横断的に分析できるため、システムのログを「ユーザーID」「IPアドレス」「ファイル名」などのキーワードで横串・横断的な追跡が可能になる。
なお、Logstorage 秘文 連携パックでは、「秘文Device Control」「秘文DATA ENCRYPTION」が記録したログに対するさまざまなレポートテンプレートを用意しているほか、レポート内容をGUI上で自由に設定することも可能。自社のセキュリティポリシーにあわせたレポートを生成することにより、セキュリティインシデントの予見、不正の抑止に効果を発揮するとしている。
Logstorage 秘文 連携パックの価格は10万円(税別)から。別途、Logstorage本体のライセンスが必要になる。