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富士通ミドルウェア、UiPathとRPAソフトウェアの販売パートナー契約を締結

 富士通ミドルウェア株式会社は30日、UiPath株式会社とRPA(Robotic Process Automation)分野において、国内市場向け販売パートナー契約を締結したと発表した。これに伴い、富士通ミドルウェアおよび富士通株式会社は、UiPathのRPAソフトウェアの販売を4月初旬に開始する。

 UiPathは、業務プロセスを効率的に自動化するための一体化されたソフトウェアプラットフォームを提供するRPAベンダー。米国を本社として、日本、英国、ルーマニア、フランス、ドイツ、インド、シンガポール、香港、オーストラリアなどに拠点を持ち、グローバルで約700社のRPAによる自動化実績を有しており、日本国内でも約160社を超える顧客で利用が始まっているという。

 富士通グループでは、RPAのニーズ拡大に対して、グローバルで実績があり、小規模から大規模システムまで幅広く対応可能なUiPathのRPAソフトウェア「UiPath」を、国内の顧客むけに販売する。

 また、富士通グループでは顧客が安心してRPAを導入できるよう、UiPathの公式な認定制度であるUiPathアカデミー(RPA開発必須トレーニング認定資格)を修了し、2018年度内に「UiPath」を活用できる技術者を300人規模で育成することで、顧客の働き方改革を支援する体制を強化するとしている。