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アラクサラのサイバー攻撃自動防御ソリューション、「FireEye Network Security」と連携対応

 アラクサラネットワークス株式会社(以下、アラクサラ)は20日、サイバー攻撃自動防御ソリューションを強化し、ファイア・アイの「FireEye Network Security」を連携製品に追加すると発表した。

 アラクサラのサイバー攻撃自動防御ソリューションでは、ネットワーク内のさまざまな位置に配置される多様なセキュリティ製品が脅威を検知。その脅威情報を、アラクサラの管理ソフトウェア「AX-Security-Controller(AX-SC)」へ取り込み、マルウェアに感染した端末の物理的な位置を特定して、当該端末をネットワークから迅速に遮断する、といった処理を行うことができる。

 一方のFireEye Network Securityは、シグニチャレスのダイナミックな解析エンジン「Multi-Vector Virtual Execution」、およびコンテキストに基づくダイナミックなルールエンジン「Intelligence-Driven Analysis」により、ゼロデイのWeb攻撃や、複数のプロトコルを使用したコールバックを検知できる特徴を持つ。

 両社では、今回の連携により、より多様な攻撃の早期検知と迅速な初動対応が可能になるため、内部感染の拡大を防止し、被害の局所化を実現するとしている。

 なお、FireEye Network Securityとの連携に対応するAX-Security-Controller(AX-SC)は、4月の出荷開始を予定している。