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NECネッツエスアイ、イノベーションの創発・働き方改革の加速に向け本社営業・SEのオフィスをリニューアル

 NECネッツエスアイ株式会社は15日、働き方プロセスを抜本的に変革し、働き方改革の本質的課題であるイノベーション創発を加速するために、本社の営業とSEのオフィスをリニューアルしたと発表した。

 NECネッツエスアイでは、2007年から提唱したオフィス改革コンセプト「EmpoweredOffice」に基づくオフィス作りを順次全社に展開し、生産性・効率向上に取り組んできた。

 今回のオフィスリニューアルではこのコンセプトを継承して進化させ、最新ソリューションの実証モデルを組み込み、会議・調整・報告など働き方プロセスの抜本的な見直しを図ることで、圧倒的なスピードと新しいアイデアを生み出し続ける組織文化の構築、社内業務時間の半減にチャレンジするとしている。

 社内外のあらゆる情報や社員が持つ知見・ノウハウ・アイデア・人脈等のデータを、AI・IoT・RPA(Robotic Process Automation)などのデジタルトランスフォーメーション(DX)技術を活用して、社員一人ひとりが最適な人や情報にすぐにアクセスできるサービスソリューション「インテリジェンスDX」を活用。アイデアやテーマをもった社員が組織の枠を越えてつながる「共創ワーク」により、顧客課題の解決スピードの向上、イノベーションの創発を促進する。

オフィスリニューアル イメージ

 オフィス内の「マーケット共創エリア」では、顧客の課題を聞き、ニーズに即したソリューションを営業・マーケティング部門と開発部門が一体となって開発・提供。「組織横断チームアドレス」では、顧客課題の解決、新しいアイデアの具体化の際に、さまざまな組織を越えて最適なメンバーがすぐに集まり、お互いの知恵や発想を交換しながら働く。「プロジェクト共創エリア」では、SE・営業・トップが一体となって素早く意思決定を行い、顧客課題解決のスピードを上げる。

 また、各エリアには、コミュニケーションシステムの「SmoothSpace」や「Zoom」を活用し、関係者がバーチャルに一同に会して一気にアイデアを形にする「AGORA」、顧客やパートナー、社内外の関係者とすぐに繋がりディスカッションできる「Zoomミーティングコーナー」など、共創ワークを促進するさまざまなスポットを設ける。

 オフィスはライブオフィスとして顧客に公開しており、社員が働いている様子を実際に見学できる。NECネッツエスアイでは、今後も最新のソリューションを順次取り入れ、これまでにないアイデアやイノベーションを生み出し続けるワークスタイルを追求していくとしている。