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インヴェンティット、iOSアプリ管理機能とAndroid端末管理機能を強化したMDMサービス「MobiConnect」新版

 インヴェンティット株式会社は22日、MDM(モバイルデバイス管理)サービス「MobiConnect」の新版として、「同 Ver.27」を提供すると発表した。アプリ配信・管理機能の強化、柔軟なAndroid端末管理を実現する「Work-Managed Device(旧:Device Owner Mode)」の対応などを行っているという。

 MobiConnectは、企業・教育機関などで利用するさまざまなデバイスを一元管理できるMDMサービス。マルチOS(iOS、Android、Windows、macOS)、マルチデバイス(スマートフォン、タブレット、PC)に対応しており、Webブラウザから簡単にデバイスの一括管理を行えるという。

 新版ではまず、アプリ配信オプション「mobiApps(モビアップス)」において、アプリの配信時に、Appleが提供するVPP(Volume Purchase Program)で購入したiOS向けアプリのライセンスを、配信先デバイスに対して自動で割り当てられるようになった。また、管理者が指定したアプリの最新版がApp Storeにて公開された場合、自動でそれを検知して配信する「自動アップデート」にも対応している。

 インヴェンティットでは、こうした新機能と、すでにmobiAppsで提供されている「必須アプリ自動配信機能」を利用すれば、アプリのライセンス割り当てからインストール配信、アップデート配信まで、アプリ配信管理に必要な全工程を自動化し、管理者の負担軽減を支援できるとアピールしている。

 またAndroid端末向けでは、より高度で柔軟な管理が可能となるWork-Managed Device機能に対応。セーフモード起動やUSBデバッグを禁止したり、位置情報を強制取得したりといったセキュアな管理を実現する機能、アプリのサイレントインストールなどの効率的な管理を実現する機能を提供する。