ユニアデックス、「U-Cloudフェデレーション」シリーズに「データ転送サービス」を追加

　ユニアデックス株式会社は18日、日本ユニシスグループが提供するクラウドサービス「U-Cloud IaaS」で、異なるクラウド環境をシームレスに橋渡しする「U-Cloudフェデレーション」シリーズについて、新たに「データ転送サービス」を加え、販売を開始した。

　データ転送サービスは、株式会社セゾン情報システムズのファイル連携ミドルウェア「HULFT」をクラウド型で提供し、クラウドサービスやオンプレミス間のセキュアなデータ転送を実現する。

　ファイル転送時に異常が発生して転送が失敗した場合には、異常箇所からファイルの再転送を行うことで、確実なファイル転送を実現。標準で暗号化通信を提供し、ファイルアクセスログやコマンド実行ログなど、ファイル送受信に関わる詳細な操作履歴の記録により、不正なファイル転送や不正ファイルアクセスを管理する。

　また、データを圧縮してファイル転送をすることで、ネットワークに与える負荷を軽減し、ファイル転送時間も短縮。ファイルの集配信や送信要求の受付など、ファイル送受信に関連する操作記録はログファイルに出力され、GUI画面から確認できる。

　データ転送サービスの価格（税別）は、Linuxライセンスが月額2万1000円から、Windowsライセンスが月額2万5400円から。初期設定サービスは22万2000円から。