B-EN-G、グローバル会計パッケージ「mcframe GA」をフィリピンで提供

　東洋ビジネスエンジニアリング株式会社（以下、B-EN-G）は12日、シンガポール現地法人Toyo Business Engineering Singapore Pte. Ltd.が、フィリピンのITサービス企業N-PAX Philippines, Inc.（以下、N-PAX）と提携したと発表した。両社は、海外拠点向け次世代会計基盤システム「mcframe GA」の販売・導入に関するパートナー契約を締結し、フィリピン市場でのmcframe GAの拡販を目指すという。

　mcframe GA（旧称：A.S.I.A.）は、日本企業の商習慣に立脚しながら、グローバルでの経営管理をサポートする、日本発の海外拠点向けERPパッケージ。多言語、多通貨、多会計基準に対応しており、会計から販売、購買、在庫まで、さまざまな機能モジュールを備えている。

　一方N-PAXは、2002年の設立以来、フィリピンでERPや人事・給与などの基幹業務系ソフトを中心に、企業向けITソリューション・サービスを提供してきた企業で。豊富な顧客基盤を持つ同社がmcframe GAの販売、構築支援を手掛けることにより、フィリピン国内でのいっそうの拡販を目指すとしている。

　また、B-EN-Gがタイ、シンガポール、インドネシアの3拠点を通じて培った経験を生かし、B-EN-GとN-PAXの両社からノウハウを提供することにより、在フィリピン日系企業のビジネス推進・拡大を支援するとしている。