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クレオ、就業管理パッケージ「ZeeM 就業V2」を販売 人事給与製品との連携によるメリットを提供

 株式会社クレオは、会計・人事給与パッケージ「ZeeMシリーズ」のラインアップに、就業管理パッケージ「ZeeM 就業V2 Powered by TimePro-VG」(以下、ZeeM 就業V2)を追加し、12月6日から販売開始する。

 「ZeeM 就業V2」は、アマノ株式会社の就業管理パッケージ「TimePro-VG」のOEM提供を受けて提供するもの。Excelレベルの操作性を備えており、ボタン1つによる画面遷移で簡単に操作可能な点が特長。トップページに出勤状況やカウンター表示を配置し、労働時間の可視化と即座に状況を把握できる視認性を実現しているという。

 また、36協定のチェック機能や、各従業員の働くペースから超過予測値をもとにした過重労働のアラート機能、勤務間インターバル管理機能など、労務リスクの未然防止に向けた機能を搭載し、労務コンプライアンスの強化を支援するとした。

 加えて、育児、介護休暇、有給取得管理、変形労働制、フレックス勤務など、ワークライフバランスの取り組みにも柔軟に対応可能とのこと。

 なおクレオでは、人事給与パッケージ「ZeeM 人事給与」との連携により、労務管理の強化と、多様化する人事管理への柔軟な対応を同時に実現し、労務・人事・給与の一貫した業務効率化を支援できるとアピールしている。

 具体的には、保守サポートはクレオが一本化して対応できるほか、勤怠実績や社員情報、組織情報が両システムのデータベース間でダイレクトに連携するため、データ連携に要する手間を大幅に削減。またシングルサインオンにより複数のシステムへログインする煩わしさを解消できることから、全社的な運用定着化にも効果があるとしている。

 クレオは今後、ZeeM 就業V2を既存のZeeM 人事給与ユーザーへ拡販するほか、相乗効果によるZeeM 人事給与の新規顧客開拓にも注力する考え。また、11月22日より販売開始したITアウトソーシングサービス「ZeeM on Azure」をはじめ、人事領域におけるRPA(Robotic Process Automation)を活用した業務自動化サービスを手掛けるなど、「働き方改革」推進に向けたソリューションの拡充を図るとしている。