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住友電工情報システム、カテゴリビュー機能を搭載したWebワークフロー「楽々WorkflowII ver.7.3」

 住友電工情報システム株式会社は29日、Webワークフローシステム「楽々WorkflowII」の新版「同 Ver.7.3」を販売開始すると発表した。

 楽々WorkflowIIは、企業内での申請・承認・決裁のワークフローを電子化し、業務の見える化を実現するソフトウェア。

 今回の新版では、楽々WorkflowII内の申請文書をあらかじめ指定した項目でグルーピング表示し、グループ単位で件数や合計値を表示できる「カテゴリビュー」機能を追加した。例えば、営業日報を登録するフォルダにおいて、「訪問先→訪問者→日付」のようにグルーピングしておけば、その訪問先に「何回訪問したのか?→誰が主な担当か?→直近の訪問は?」といった流れで、興味のあるデータを詳しく見られるという。

 また、従来はシステム全体で1つだった承認印のデザインを、承認を行う会社や部門ごとに変更できるようになった。これにより、例えばグループ会社で楽々WorkflowIIを利用している企業などで、会社ごとに承認印のデザインを変更することができる。

 加えて、文書の登録や照会画面のデザインを自由に変更できるHTMLテンプレート機能を改善。従来はフォームごとに別々のファイルを登録していたが、同じHTMLテンプレートファイルを、複数のフォームで共有できるようにしたことで、複数のフォーム間でデザインの統一が容易になる。同時に、システム管理者のフォーム作成・変更作業についても、負担を軽減できるとした。