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網屋とALSIが協業、クラウドVPNサービス「Verona」のセキュリティゲートウェイオプション「V-Gateway」を販売開始

 株式会社網屋は1日、クラウドVPNサービス「Verona」のセキュリティゲートウェイオプションとして、クラウドProxyサービス「V-Gateway」の販売を開始した。

 Veronaは、拠点間VPNやリモートアクセス、クラウドサービスへのプライベートアクセスなど、ビジネス活用されるプライベートラインをクラウドから管理でき、管理コストを削減するVPNワンストップマネジメントサービス。キャリアに依存しないマルチルートを柔軟かつ迅速に構築し、拠点間のゲートウェイからクライアントのリモートアクセスまで、安全な秘匿空間を幅広く実現する。

 V-Gatewayは、クラウド上のセキュリティゲートウェイに通信を経由させることで、内部からの不適切および不正なインターネットアクセスをフィルタリングするサービス。専用機器や複雑な設計、初期設定が不要で、端末にパターンファイルやエージェントをインストールをすることなく利用できる。

 ウェブフィルタリングとC&Cサーバー(脅威サーバー)へのアクセスブロックの機能を有するV-Gatewayには、アルプスシステムインテグレーション株式会社(以下、ALSI)が提供する「InterSafe GatewayConnection」の技術が採用されており、今回、網屋とALSIの協業により、ソリューションが実現した。

 クラウド型で、設計・構築や機器の設置も不要なため、同じくクラウド型であるVeronaとの親和性も高く、VPNサービスと高いセキュリティ機能をワンストップで提供できると説明。設定済みのVeronaのVPNルーターを社内に接続するだけで、すぐにセキュアな環境が構築でき、特に、PC端末の設定を自動でできるため、より強固な出口対策を手軽に実現できるとしている。