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品川女子学院、リアルタイム授業支援アプリ「MetaMoJi ClassRoom」を導入
2017年8月24日 06:00
株式会社MetaMoJiは23日、品川女子学院が、リアルタイム授業支援アプリ「MetaMoJi ClassRoom」を導入したと発表した。
「MetaMoJi ClassRoom」は、子どもの成長や授業内容にあわせ、シンプルなノート機能から、高度な協働学習まで幅広く柔軟に対応できるリアルタイム授業支援アプリ。小学生低学年から中高生まで、タブレットを活用したアクティブラーニングを支援できるという。また、日本語手書き入力「mazec」を学校利用に最適化した学校向けのmazecを搭載しているため、タブレット上での快適な手書き日本語入力を実現するとのこと。
一方、品川女子学院では2014年度からタブレットの1人1台体制を導入しており、現在はiPadを用いて、Evernoteによるデータ共有や、サイボウズLiveによるコミュニケーションを行っているという。そうした中で、授業でもタブレットを有効活用するためのアプリケーションを検討し、ノートをリアルタイムで共有できるMetaMoJi Shareを採用。その後、使用頻度が増えたこともあって、学校単位で契約できるMetaMoJi ClassRoomへ移行した。
同校では、MetaMoJi ClassRoomを評価している点として、リアルタイムの共有や手書きが優れていること、音声やカメラ機能が使いやすいこと、グループ学習に生かせること、生徒が自由に使えることなどを挙げている。さらに、授業のスタイルを変えることなくスムーズに利用を開始できる点も挙げた
現在は、数学の授業を中心にMetaMoJi ClassRoomを活用しているとのことで、「ほかのツールとも比較してみたところ、リアルタイム性という点でMetaMoJi ClassRoomが優れてている」と、品川女子学院では評価している。
また同校では、MetaMoJi ClassRoomを活用した「質問シート」を活用している。これは、生徒がいつでも好きに書き込んで教師に質問できるノートで、例えば、授業の中でわからなかった部分や、家で勉強をしている時につまずいた問題などを書き込むと、教師から返信やコメントがもらえるとのこと。
こうして、MetaMoJi ClassRoom上で1対1の個別指導を行える環境を実現した結果、今までは数学に苦手意識のあった生徒や、質問に来るのをためらっていた生徒からも反応があったとしている。