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オーシャンブリッジ、ファイルサーバーをウェブポータル化する文書共有ソリューション「Brava for FileServer」最新版

 株式会社オーシャンブリッジは14日、企業内のファイルサーバーに保存された各種文書・図面・画像ファイルを、フォルダ構造をそのままウェブポータルへ変換する文書共有ソリューションの最新版「Brava 16 for FileServer」の販売を開始した。

 Brava for FileServerは、ファイルサーバーに保存されたファイルを、フォルダツリー構造を含めてそのままウェブコンテンツを作成し、CAD、TIFF、HPGL、Microsoft Office、PDFなどさまざまな形式のファイルをブラウザーで表示できるソリューション。ウェブポータル上でファイル名をクリックすると、オリジナルファイルではなく、表示専用に変換されたデータを閲覧するため、テキストコピーや印刷、またはダウンロードなどを禁止した上で、ファイルの共有を実現できる。

 最新版では、主にユーザビリティの向上とHTML5ビューアの機能を強化。ユーザビリティについては、フォルダ/ファイルツリーを表示するためのテンプレートの種類を追加し、見たいファイルに容易にたどり着けるようにするとともに、スマートデバイスからでも操作しやすいようにした。

 また、これまではエクスプローラーから直接ファイルをファイルサーバーに保存する必要があったが、コントリビューター機能により、ブラウザー上からでもファイルの登録や削除、閲覧時の印刷やダウンロードの可否をファイルごとに設定できるようになった。CAD図面の閲覧機能についても強化し、CADファイル(2D図面)の図形の属性情報をビューア上で表示できるようになった。

 スマートデバイス対応としては、iPadに加えて、iPhoneとアンドロイドタブレットからのHTML Viewerによる閲覧に対応。また、クライアントの動作環境としてWindows 10に対応。マルチブラウザー対応により、Internet Explorer 11を使用する場合はActiveXビューアを、Chrome、Firefox使用する場合はHTML5ビューアをそれぞれ使用することができ、新たにMicrosoft Edgeにも対応した。