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ヤマハ、高音質マイクスピーカーシステムのSkype for Business向けモデル「YVC-1000MS」

 ヤマハ株式会社は、Web会議などで利用するマイクスピーカーシステム「YVC-1000」において、Skype for Business向けのマイクロソフト認定モデル「YVC-1000MS」を10月に発売する。価格は12万円(税別)で、汎用モデルのYVC-1000とは並行販売される予定。

 YVC-1000は、PCなどに接続して、Web会議やテレビ会議で利用できる遠隔会議向けの高音質マイクスピーカーシステム。Web会議の場合は、本体をPCとUSB接続してスピーカーとして利用でき、遠隔コミュニケーションを自然に行えるように支援するという。

 今回発表されたYVC-1000MSは、Skype for Business向けマイクロソフト認定モデルで、単に認定を受けているだけでなく、専用の音質チューニングやマイクミュート連動などの仕様調整を行っているため、場所やデバイスを選ばずに、スムーズなオンラインコミュニケーションが可能になっているとした。

 また、Skype for Businessの発着信時に操作できる「コールボタン」を搭載し、マウスなどの操作をせずに、着信や通話終了などを行えるように工夫されているとのこと。

 なお、YVC-1000の特徴はすべて受け継いでおり、ストレスなく双方向会話できる「適応型エコーキャンセラー」、ノイズを消して声だけを伝える「ノイズリダクション」、マイクに近い人と遠い人の音量を調節する「オートゲインコントロール」など、ヤマハ独自の音声処理技術を多数搭載している。

 また、オプションの拡張マイク「YVC-MIC1000EX」を最大4台(合計5台)まで接続でき、会議室のレイアウトや参加人数に合わせた対応が可能。さらに、PAスピーカーやハンドマイクと接続して広範囲をカバーできることから、遠隔での授業/セミナー環境も構築できる。

 モバイル向けには、スマートフォンやタブレットとBluetoothで接続し、手軽にSkype for Businessを利用可能。NFC対応のスマートフォンやタブレットであれば、複雑な操作や設定をしなくても、Bluetoothの接続が簡単に行える機能も搭載している。