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SDS製品「CLOUDIAN HyperStore」、Amazon S3などとの自動階層化が可能に

 クラウディアン株式会社は23日、自社のSDS(Software Defined Storage)製品「CLOUDIAN HyperStore」と、Amazon Web Services(AWS)クラウドのハイブリッド対応を強化したと発表した。

 CLOUDIAN HyperStoreは、x86サーバーをハードウェアとして利用し、Amazon S3 APIに準拠したオブジェクトストレージシステムを構築できるSDS製品。

 今回の連携強化では、期間などのポリシーに基づき、ファイルを格納するバケット単位でCLOUDIAN HyperStoreからAmazon S3とAmazon Glacierへデータを自動的に転送し、階層化できるようになった。

 この操作は管理ツールのCloudian Management Console(CMC)から設定でき、AWSクラウドに転送されたファイルのメタデータは、オンプレミスに設置したCLOUDIAN HyperStoreに保管されるため、クラウド側にあるファイルの読み出しも迅速に行えるという。

 また、AWS MarketplaceからCLOUDIAN HyperStoreを購入することも可能。ライセンス使用料は毎月AWSが測定し、AWSクラウドの利用料との合算も行えるとしている。

 なおクラウディアンは、5月30日~6月2日に開催される「AWS Summit Tokyo 2017」(会場:東京・グランドプリンスホテル新高輪)にブースを出展し、CLOUDIAN HyperStoreとAWSクラウドのハイブリッド活用について紹介するとのことだ。