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SDS製品「CLOUDIAN HyperStore」、GCPを利用した自動階層化に対応

 クラウディアン株式会社は5日、クラウド対応のSDS(Software Defined Storage)製品「CLOUDIAN HyperStore」の自動階層化で利用できるクラウド環境として、Google Cloud Platform(GCP)が追加されたと発表された。

 CLOUDIAN HyperStoreは、x86サーバーをハードウェアとして利用し、Amazon S3 APIに準拠したオブジェクトストレージシステムを構築できるSDS製品。期間などのポリシーに基づき、ファイルを格納するバケット単位でオンプレミス環境のCLOUDIAN HyperStoreからクラウドストレージへデータを自動的に転送し、階層化できる機能を搭載している。

 これを利用すると、利用頻度の多いデータはオンプレミスから読み出し、頻度の少ないファイルはクラウドに保存したり、長期保存ファイルをクラウドへ転送し、安全かつ経済的にアーカイブを行ったり、といったことが可能になる。

 従来、対応クラウドとしてはAmazon S3とAmazon Glacierを利用できたが、今回、GCPを利用できるようになった。

 なお、GCPに転送されたファイルの情報を記録したメタデータは、オンプレミスのCLOUDIAN HyperStoreストレージに保管されるため、クラウド側にあるファイルの読み出しも迅速に行えるとのこと。