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NTT Com、Virtustream、EMCジャパン、大規模SAPシステムなどに対応する共有型クラウド基盤サービスで協業

 NTTコミュニケーションズ株式会社(以下、NTT Com)、米Virtustream、EMCジャパン株式会社の3社は6日、国内のクラウド市場拡大に向けた戦略的協業に合意したと発表した。これにより3社は、大規模SAPシステムなど基幹システム向け共有型クラウド基盤サービスの開発・販売などを進める。

 協業では、NTT Comのデータセンター、ネットワーク、既存クラウド基盤と、Virtustreamのミッションクリティカルな環境に対応する共有型クラウド技術、Dell EMCのストレージ技術とコンバージドインフラ技術を組み合わせ、CPU/メモリなどの実利用量で課金するμVM単位の従量課金で利用が可能な、基幹システム向け共有型クラウド基盤サービスを開発する。

 サービスは、専有型クラウド基盤やオンプレミスとのハイブリッド環境などを、同一データセンター内で一元的に構築することも可能となる予定。また、NTT Com、EMCジャパン、デル株式会社が、それぞれの日本市場における法人営業能力を活かした販売を加速する。

 協業によるサービス提供は2017年春、日本での開始を予定。日本以外の国においても、サービスの販売についても協業を進めていくとしている。