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富士通、ニフティの事業を再編 ISPなどコンシューマ向け事業はノジマが買収
ニフティクラウドは「富士通クラウドテクノロジーズ」が提供へ
2017年1月31日 15:38
富士通株式会社は31日、ニフティ株式会社の再編を発表した。ニフティでは、ISPとWebサービスから成るコンシューマ向け事業と、クラウドを中心とするエンタープライズ向け事業を手掛けているが、このうちコンシューマ向け事業は株式会社ノジマに250億円で売却される。
富士通では、ニフティが展開する事業のうちコンシューマ向け事業を、4月1日を効力発生日として、吸収分割の手法により、富士通が新設(2月に予定)する同名の100%子会社「ニフティ株式会社」(以下、新ニフティ)に継承させる。これによって現在のニフティを、エンタープライズ向けの事業会社とコンシューマ向けの新ニフティに再編するという。
新体制でニフティクラウドを中心としたエンタープライズ向け事業を担当するのは、「富士通クラウドテクノロジーズ株式会社」。富士通では、同社との連携を強化することにより、両社が持つ顧客基盤やノウハウを共有し、クラウド事業をさらに強化したい考え。今後、ニフティクラウドは富士通のクラウドサービス「FUJITSU Cloud Service K5」のラインアップの1つとなる。
一方、コンシューマ向け事業を担当する新ニフティは、4月1日付けで全株式がノジマに譲渡され、ノジマグループの一員として引き続き事業を拡大するとのこと。