ニフティ、スマホで固定電話番号を使える法人向け通話サービスを料金改定　より使いやすい体系に

　ニフティ株式会社は15日、、スマートフォンで固定電話番号が使える法人向け通話サービス「ShaMo! by NIFTY BIZ」において、料金改定を行うと発表した。月額基本料金無料で利用できる人数を従来の5名以下から10名以下に拡大。あわせて、月額ライセンス料金を、利用人数にかかわらず1名あたり900円（税別、以下すべて同じ）とする。変更後の料金は、12月1日から課金される月額料金が対象になるとのこと。

　「ShaMo! by NIFTY BIZ」は、スマートフォン（Android/iOS）向けの専用アプリを利用し、代表電話番号と内線通話可能な直通電話番号を安価に提供するサービス。固定回線の契約や開通工事、ゲートウェイ機器やPBX（電話交換機）の設置、社給スマートフォンの手配が不要で、小規模企業や個人事業主でも容易に固定電話番号や内線システムを導入できる点が特徴という。

　料金は基本料金、ライセンス料金、通話料金から構成されており、現在の料金体系では、基本料金は5名以下が無料、6名以上の場合は1社につき月額1500円に設定されている。今回はこれを、10名以下まで無料に変更したもので、11名以上の場合は、従来通り月額1500円が必要となる。

　また1名あたりのライセンス料金は、5人までが月額900円、6人以降は月額1800円に設定されていたが、これを一律1名あたり月額900円に改定した。

　なお、通話料金は変更されておらず、外線通話（国内のみ）が20円/30秒、内線通話が無料。

　あわせて今回から、サービスの提供地域を拡大。東京23区だけでなく、全国12都道府県（北海道、宮城県、埼玉県、東京都、千葉県、神奈川県、愛知県、京都府、大阪府、兵庫県、広島県、福岡県）の主要都市を含む一部地域で利用可能になった。