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JPIX、IXサービスの顧客向けにキャリアグレードNATサービスを提供

 株式会社JPIXは3月31日、同社のIXサービスを利用する顧客向けに、キャリアグレードNAT機能を提供するCGNサービスを4月に開始すると発表した。

 キャリアグレードNATは、ISPなどの通信事業者が加入者とインターネットの間でネットワークアドレス変換(NAT)を行うことで、加入者ネットワークでプライベートIPアドレスを利用できるようにする技術。

 JPIXは、IPv4アドレス枯渇が深刻化する中で、既存の顧客が将来にわたって安定したネットワーク環境を維持できるよう、首都圏エリアでJPIXのIXサービスを利用中の顧客を対象にサービスを提供すると説明。新たに提供するCGNサービスは、JPIXの冗長構成による高可用性と、高いトラフィック処理性能を両立するとしている。

 また、運用面においても実務負荷の低減に配慮し、効率的なログ管理を含むスムーズな移行を可能にする設計としており、既存の運用体系を大きく変えることなく導入できるため、早期の活用が見込めるという。

 IPv4アドレスの追加購入や、新たにCGN設備の導入を検討している顧客にとって、JPIXのCGNサービスは初期投資および運用コストを抑えながらIPv4環境を維持できる有効な選択肢となると説明。さらに、既に自社でCGN設備を運用している顧客においても、現行環境を大きく変更することなく導入でき、負担の少ないリプレース手段として利用できるとしている。

 JPIXは、今回のCGNサービス提供を通じて、IXサービスを利用中の顧客に、将来にわたって利用できる信頼性の高いインフラと、継続的な事業発展を支える基盤を提供し続けていくとしている。