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パナソニック、最大24地点の接続に対応するビデオ会議システム「KX-VC2000J」

ビデオ会議システム「HD映像コミュニケーションシステム」KX-VC2000J

 パナソニックシステムネットワークス株式会社は、最大1080p/毎秒60フレームのフルHD対応で、最大24地点の多地点接続機能を搭載したビデオ会議システム「HD映像コミュニケーションシステム」について、新モデル「KX-VC2000J」を12月2日に発売する。価格はオープン。

 KX-VC2000Jは、内蔵MCU(マルチコネクションユニット)による16地点接続機能を標準搭載し、さらにオプションの追加で最大24地点までの多地点接続が可能。フルHDでのコミュニケーションが可能で、高額なMCUを別途必要とせず、装置内蔵MCUのみでの24地点接続は業界最多としている。

 マルチデバイス対応で、Windows、iOS、Android搭載のPCやスマートフォン、タブレットなどの端末からの接続を可能にする「HDコムモバイル」により、社内外からさまざまな形態でのアクセスが可能。接続する端末の通信帯域や性能に合わせて最適画質で運用する「異速度伝送」に対応し、接続端末に応じた設定を事前にすることで、通信速度が遅い端末に影響されることなく、各端末の通信環境に合わせてHD画質、SD画質混在での接続を実現する。

 2つのLANポートを搭載し、社内と社外のネットワークをデュアルに接続することが可能。専用サービス「つながるねっと」を利用することで外部からの接続を実現し、社外接続に必要となる高額な機材への投資を不要とする。また、すでに利用中の他社製ビデオ会議システムとの接続・互換性の確保のため、H.261、H.263、H.239デュアルストリームに対応することで、既存の設備を活用しながらの増設も可能にした。