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CAC、統合IT運用管理基盤「IPcenter」を活用したIT運用自動化サービス
2016年10月3日 12:55
株式会社シーエーシー(以下、CAC)は3日、米IPsoftと提携し、同社の統合IT運用管理基盤「IPcenter」を活用したIT運用自動化サービス「AZAREA-AUTONOMICS」を提供すると発表した。
AZAREA-AUTONOMICSは、統合IT運用管理プラットフォームのIPcenterを活用した運用自動化ソリューション。IPcenterによる自動運用処理の実行環境を提供することで、従来の運用自動化と比べて広範囲での自動化を実現できる点が特徴で、人手を介さずに障害やイベントの分析、診断、修復を行えるように支援する。
障害の内容に応じて最適な判断やアクションを行うが、修復しない場合はエンジニアに必要な情報を提示してエスカレーションを行うなど、人間との連携もスムーズに行えるように工夫されているとのこと。また、全ての作業ログを自動で記録するほか、多種多様な既存システムとの柔軟な連携が可能とした。
CACでは、導入支援から自動化フローの構築・保守までをCACがワンストップでサポートし、システムとしては、IPcenterの実行環境をSaaS型で用意した。さらに、自動音声通知・応答システムの利用環境も提供する。
また、ユーザー企業の要件に沿って、IPcenter上で稼働する自動運用処理の設計・構築、変更設計・変更にも対応するとしている。