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dit、1Gbpsネットワークでの利用に適したネットワークレコーダアプライアンス

 株式会社ディアイティ(以下、dit)は15日、1Gbpsネットワークまででの利用に適した中小規模向けネットワークレコーダーアプライアンス「Capture Engine Appliance」を、同日より販売すると発表した。

 「Capture Engine Appliance」は、広範囲に利用されている1Gbpsネットワークの定常的なパケットキャプチャに最適化されたアプライアンス。キャプチャ用インターフェイスとして1000BASE-T×2ポートを搭載し、異なる2つの通信の同時キャプチャや、チーミングによる最大2Gbpsの通信のキャプチャが可能だ。

 エンジンとしては、米Savviusがネットワークレコーダ「Omnipliance」で使用している「Capture Engine for Omnipeek」のWindows版を搭載しており、LANアナライザ「Omnipeek」をコンソールとして利用して高度な解析モジュールを利用できる点は、Omniplianceシリーズと同じ。Omniplianceシリーズと同機能を持ちながら、1Gbpsネットワークに特化させることで、ditが安価にアプライアンス化を行ったという。

 ストレージは1.8TBのキャプチャデータ保存領域を内蔵。さらに、多くの要望があったという外部ストレージの利用も実現しており、管理用インターフェイスを介した外部ネットワークストレージへの保存、USB 3.0ポートを介したUSBストレージへの保存により、キャプチャデータの保存領域を柔軟に拡張可能としている。

 価格(税別)は、Capture Engine Appliance STDが185万円、Capture Engine Appliance LEが198万円。後者はキャプチャエンジンのリモート管理用Omnipeekである「Savvius Omnipeek Connect」をバンドルしており、初めてSavviusのキャプチャ機器を導入するユーザーに適しているという。