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お手頃5Gスマホで5Gは普及するか 商用サービス本格化の2020年

 年初恒例の「CES」は、その年のコンシューマー家電やITの動向がわかる大イベントだ。今年も自動車から小型家電まで幅広い分野で新技術が展示された。その中でも世界各地で本格的な商用サービスが始まる「5G」は注目のテーマだ。CES会期中、400ドルを切る安価な5Gスマートフォンが発表され、普及に弾みをつけると期待されているが――。

400ドル、500ドルを切る5Gスマホ

 1月7日からラスベガスで開かれた「CES 2020」では安価な5G対応スマートフォンがメディアの注目を集めた。メーカーは深センのCoolPad(酷派集団)と総合家電のTCLという、いずれも中国メーカーだ。

 CoolPadが発表した「CoolPad Legacy 5G」は、OSに最新の「Android 10」を搭載。6.53インチのFull HD画面や、48メガピクセルのメインカメラと16メガピクセルの(広角用の8メガピクセルも)フロントカメラを備え、プロセッサはQualcommの「SM7250」を採用し、4000mAhのバッテリーを内蔵する。価格は400ドルを切る予定という。

 TCLは、フランスのAlcatel、カナダのBlackBerryなどのブランド向けにスマートフォンなどを製造しており、CESでは自社ブランドの5Gスマートフォン「TCL 10 Pro」を発表した。予想価格は500ドル以下と、CoolPadよりも高めながら、他メーカーと比べて安価に設定されている。

 TCL 10 Proのスペックは公開されていないが、CNETなどによるとプロセッサはQualcommのミッドレンジ向け「Snapdragon 765G」。2月に開催される「Mobile World Congress 2020」で正式発表するようだ。