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東京ヴェルディがグループウェア「Knowledge Suite」導入、設備予約に大活躍!

常田幸良氏

 ブランドダイアログ株式会社は26日、クラウド型グループウェア「Knowledge Suite」が、プロ及びアマチュアサッカーチームの運営および各種スポーツ活動の運営管理を行う、東京ヴェルディ1969フットボールクラブ株式会社(以下、東京ヴェルディ)に採用されたと発表した。

 1969年に「読売サッカークラブ」として創部し、Jリーグで活躍する「東京ヴェルディ」や、なでしこリーグで活躍する「日テレ・ベレーザ」などのプロチームをはじめとするサッカーチームを運営する東京ヴェルディでは、パート社員や契約社員などさまざまな雇用形態で勤務している従業員が全員で情報共有できるツールを探していた。

 「当初は、雇用形態がさまざまなため、内部統制が取りづらく、社内の制度が一本化しづらい状況にありました。そのため、全従業員が共通で利用できるツールがなく、すべての連絡事項を紙を利用したアナログな運用でせざるを得ず、従業員への通知通達といった意思疎通のコントロールが難しい状況でした」(東京ヴェルディ 運用担当の常田幸良氏)。

 そんなときに知ったのが「Knowledge Suite」で、トライアルなどで実際に利用してみた結果、他のグループウェアよりも操作性の良さが決めてとなり、導入を決定したという。

 「よく利用して社員からも好評なのが設備予約」と常田氏。保有しているサッカー用グラウンドの予約管理はもちろん、それ以外にも同社はサッカー関連イベントの開催やイベントへの参加が多く、サッカーボールを蹴ってゴールに設置された的を射抜くキックターゲットの道具をはじめ、イベントで使用する遊具を保有している。ただし、ほとんどの遊具は数量が限られていて、イベントがバッティングすると、どのイベントでどの遊具を使用するか要調整。イベントの荷物や機材を運ぶ社用車の調整も併せて重要になるという。

 「Knowledge Suiteを導入する前は、紙の予約帳を作成して運用していたため、場所や備品の予約状況を確認するのも一苦労でした。導入後は、誰もが予約状況を一目で確認できるようになっただけでなく、スマートデバイスを利用して社外からでもすぐに予約できるため、サッカーのコーチ陣からも大変好評です。アナログな運用からのシステム導入でしたが、ほとんど問い合わせもないくらいに利用できており、操作性の良さを決めてとしたのは間違っていなかったと確信しています」(同氏)。

川島 弘之