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横浜F・マリノス、「Surface」と「Azure」でクラブ強化へ

チーム内動画共有に活用

 日本マイクロソフト株式会社は23日、Jリーグの横浜F・マリノスが、クラウドサービス「Windows Azure」とWindowsタブレット「Surface」を採用したと発表した。「Windows ストアアプリ」も組み合わせ、チーム内の動画共有に活用される。

 横浜F・マリノスは、ユースカテゴリなどの育成世代から利用を開始。選手やコーチはWindows Azure上に保存した試合や練習の映像を、遠征先や移動中など時間や場所にとらわれずに、いつでもどこでもSurfaceで確認できるため、個人のスキルアップやチームの戦術確認をより効率的に実現できるという。

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 昨年の横浜F・マリノスは、自身プロ初のシーズン2ケタ得点を上げ、MVPに輝いた中村俊輔選手を筆頭に、チームとしてその強さを示した。リーグ戦こそ2位とサンフレッチェ広島に惜敗したものの、天皇杯では見事優勝を果たしている。今回のSurfaceとWindows Azureがさらなる躍進の原動力となるのだろうか。

 横浜マリノス株式会社 代表取締役社長の嘉悦 朗氏は「Surfaceを育成コーチが有効に活用し、クラブ強化につなげられるようにします」とコメント。加えて「今回のマイクロソフトとのパートナーシップ契約を皮切りに、今後もより強固な関係を築いていけるよう取り組んで行きます」と話している。

川島 弘之