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ジュビロ磐田、サポーターズクラブ会員向けサイトを構築

マイページやポイントで「ファンとの一体感を熟成」

マイページ

 株式会社日立ソリューションズは17日、株式会社ヤマハフットボールクラブからクラウド型「ファンビジネス向けトータルCRMソリューション」を受注したと発表した。同社が運営するJリーグチーム「ジュビロ磐田」のサポーターズクラブ活性化を図る。稼動開始は2014年3月1日より。

 同ソリューションは、プロモーションから会員管理、ポイント管理、データ分析まで、ファンビジネスを支援する機能をトータルに提供し、O2Oマーケティングを実現するもの。ジュビロ磐田は、2万人を超えるサポーターズクラブの会員向けサイトを構築。「サポーターとチームの一体感を熟成する」仕組みを提供する。

 まずは、サポーター個人の嗜好にあった情報を「マイページ」に提供。マイページのみで閲覧可能なコラムや動画を用意するほか、チケットやグッズの購入、観戦など個人の行動履歴を表示する。さらに応援する選手や観戦時のチーム勝率に関する情報、活躍する選手予想などのゲームも提供する予定。

 ポイントサービスも導入する。ホームゲームへの来場時やグッズの購入時、応援選手の活躍時などに取得したポイント数に応じて、オリジナルグッズや得点と交換できるという。

 そのほか、基幹システムやグッズ販売サイトなどの外部システムと連携し、データを一括管理することで、会員属性・購買・行動履歴の分析を実現。この結果をさらにサポーター個人の嗜好にあった効果的なプロモーションの企画に役立てるとしている。

川島 弘之