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TIS、統合マーケティングソリューション「TIS MARKETING CANVAS」の提供範囲を拡大

顧客接点からのマーケティングを実現するソリューションとして展開

 TIS株式会社は18日、統合マーケティングソリューション「TIS MARKETING CANVAS」の提供範囲を拡大し、「顧客データの一元管理」や「複数チャネルでの一貫性のあるコミュニケーション施策」など、顧客起点のマーケティングを実現するソリューションとして展開すると発表した。

 TIS MARKETING CANVASは、ウェブサイト、EC、店舗、コンタクトセンターなどの顧客接点(チャネル)から、行動データや購買履歴といったデータの収集・分析と、それを活用しお客様一人一人に合わせたメール配信・キャンペーンなどの施策実行までの一貫した管理を実現する、統合型マーケティング基盤構築を支援するソリューション。

 2017年1月の提供開始から、これまでは「Data Management(顧客データの統合、データベース構築)」「Data Analytics(顧客分析、マーケティング分析)」「Marketing Automation(マーケティング施策の自動化)」の3つのデータ活用の領域のソリューション群を提供してきた。

 今回、新たに顧客接点の構築を支援する3つのソリューション群として、「Contents(ウェブ、モバイルフロント)」「Commerce(ECフロント)」「Contact(電話、チャット、SMS)」を追加。これにより、データ活用から顧客接点の構築まで、マーケンティング業務の一連の施策を実行するための基盤を提供できるようになり、クロスチャネルマーケティングやカスタマーエクスペリエンス、オムニチャネルコマースなどの領域で、個客や不特定多数の顧客に対して、パーソナライズされた顧客体験を提供する仕組みを実現できるようになったとしている。

 TISでは、TIS MARKETING CANVASを「顧客満足度やロイヤルティの向上」「顧客ID統合による行動分析」「リアルタイムマーケティング」のニーズを持つ流通小売、EC、金融、メーカー、通信、エネルギー、旅行、サービスなどのB2C企業向けに提供し、2020年までに40社への導入を目指す。