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パナソニックのIoTソリューション「Vieureka PF」、VIOの映像監視システム「ArgosView」と連携

 パナソニック インフォメーションシステムズ株式会社(パナソニックIS)の連結子会社ヴイ・インターネットオペレーションズ株式会社(以下、VIO)は27日、映像監視システム「ArgosView(アルゴスビュー)」を、パナソニック株式会社のカメラプラットフォーム「Vieureka(ビューレカ)プラットフォーム」(以下、Vieureka PF)に対応させると発表した。

 ArgosViewは、マルチベンダーのネットワークカメラに対応した映像監視システム。ネットワークカメラを始めとする多様なデバイス、センサー、システムとの連携が可能で、さまざまな用途に利用されているという。

 一方のVieureka PFは、IPカメラをIoTデバイスとして活用可能なソリューション。IPカメラ内に搭載される画像認識機能を利用することにより、機器の制御や動作状況の監視を可能にしている。

 今回、このVieureka PFに、ArgosViewが得意とする安定・長期録画環境を付加することで、IPカメラを活用した店舗マーケティング、従業員入退室管理の信頼性をさらに高めるという。

 具体的には、ArgosViewがVieureka PF対応カメラをサポートし、IPカメラの画像認識機能に、ArgosViewの安定的な長期録画環境を追加可能とした。これにより、例えば店舗マーケティング用途では、画像認識結果にもとづく改善活動の効果を確認できるほか、従業員入退室管理用途では、有事の際の証跡を残せるようになる。

 VIOでは、この連携にあたって、Vieureka PF対応のエルモ製画像認識クラウドカメラ「VRK-C201」をサポートしたArgosViewの新バージョンを6月より提供開始するとした。

 なお今後は、スマートカメラと映像監視システムを組み合わせ、先進的な映像監視の実現を目指す考え。そのために、Vieureka PF対応カメラが持つ画像認識機能にArgosViewのアラート通知機能などを連携させ、よりスムーズな映像監視を行えるようにしていくとのことだ。