特別企画

SCSK、自動機械学習プラットフォーム「H2O Driverless AI」を販売開始

 SCSK株式会社は30日、米H2O.aiと機械学習の自動化プラットフォーム「H2O Driverless AI」の日本における販売代理店契約を2月に締結し、30日から提供を開始したと発表した。

 H2O Driverless AIは、機械学習におけるモデル作成業務を自動化・高速化するAIプラットフォーム。高度なデータサイエンティストのノウハウを利用でき、特徴量エンジニアリングの自動実行が可能。遺伝的アルゴリズムによる効率的な予測モデルを生成し、NVIDIA GPUアクセラレーションによる処理により、高速かつ効率的な予測モデル生成が可能となる。

 また、学習データの自動的な可視化や、予測モデルの判定理由の可視化、予測モデルの結果レポート出力などにより、予測モデルの判断根拠が可視化され、安心してビジネスに活用が可能。自然言語処理/時系列にデータ対応し、実行モジュール(Python、Java)の自動生成/他のアプリケーションへのデプロイも行える。

 SCSKでは、H2O Driverless AIの日本語でのサポートを提供し、顧客ごとのサポート専用ウェブサイトで、問い合わせに対するFAQなどの情報を提供する。

 AIに関する一連の導入プロセスをワンストップで提供し、データプレパレーションから予測モデルの運用、サーバー・ストレージ、データセンターなどのプラットフォーム、およびETLデータ連携、BI、RPAツールまで、顧客のニーズにあわせてシステムを提供する。

 また、すでに分析用のデータを持つ顧客や、手軽にAIによる予測を試してみたい顧客、投資対効果を測定したい顧客向けには、予測モデルの作成サービスを提供する。