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マクニカネットワークス、米H2O.aiの機械学習自動化プラットフォーム「Driverless AI」を販売開始

 マクニカネットワークス株式会社は8日、米H2O.aiと日本における代理店契約を締結し、機械学習の自動化プラットフォーム「Driverless AI」を販売すると発表した。

 Driverless AIは、企業が保有するあらゆるデータを元に、通常はデータサイエンティストが行う機械学習におけるモデル作成業務を自動化・高速化する。これにより、データサイエンスに関する高度なスキルを不要とし、データをDriverless AIに投入するだけで、世界トップのデータサイエンティストと同レベルのモデルを自動作成できるとしている。

 Driverless AIは、世界のトップデータサイエンティストのノウハウをソフトウェア化し、モデルの精度を左右する特徴量設計の自動化、GPUを活用した高速演算による精度の高いモデルを高速に生成できる。また、モデルの判定理由可視化機能(MLI:Machine Learning Interpretability)は、予測結果に影響を与えた要因を可視化することで、社内・社外のステークホルダーへの説明責任を果たせる。

 今後はさらに、時系列データやNLP(自然言語処理)への対応など、顧客のビジネス課題に対応するための新機能を追加していく。

 マクニカネットワークスでは、H2O.aiの一次販売代理店としてDriverless AIを日本国内に展開し、H2O.aiの最先端のテクノロジーとノウハウを提供することにより、AI活用によるビジネス課題解決に貢献していくとしている。