特別企画

データセンターの生き残りに必要となるビジネス戦略を議論する「データセンター・イノベーション・フォーラム2019」、12月4日開催

 インプレスとデータセンター・イノベーション・フォーラム プログラム委員会は、今後のデータセンター産業において、生き残るために必要となるビジネス戦略を議論するイベント「データセンター・イノベーション・フォーラム2019」を、東京・御茶ノ水の御茶ノ水ソラシティカンファレンスセンターで12月4日に開催する。

 データセンター・イノベーション・フォーラムは、これまでインプレスが年に数回開催していたデータセンター関連イベントの規模を拡大し、参加対象もデータセンター/クラウド基盤サービス事業者に加えて、ゼネコン、サブコン、設計会社、不動産会社にも拡大した。

 初回の開催となる今回のテーマは、「データエコノミー時代に生き残るデータセンターとは」。データを積極的に活用する「データエコノミー」が注目を集める一方、国際的なメガクラウドベンダーが台頭する中で、国内のデータセンター事業者の進むべき方向性や生き残り策について、来場者とともに議論していくことを目指したフォーラムとなっている。

 オープニング基調講演は、東京大学未来ビジョン研究センター准教授の佐々木一氏が、「SDGsとデータ駆動型社会におけるデータセンターの未来社会」と題して、SDGsにおいて必要とされるデータセンターについて講演する。

 午後のセッションは、サーバーやネットワーク機器などの話題を中心とした「ICTイノベーションセッション」と、電源やラックなどの「ファシリティイノベーションセッション」の2トラックのイベントとなる。

 イベント最後のクロージング基調講演は、IDC Japan株式会社ITサービスリサーチマネージャーの伊藤未明氏が、「『Cloud to Edge』モデルで考える新しいデータセンター配備戦略」と題して、クラウド主導のインフラ時代にあって、非クラウド型データセンターはどのような役割を担うべきか、新たなデータセンター配備の考え方とその課題などについての講演を行う。

 イベントは参加無料で事前登録制となり、すでに参加登録ページがオープンしている。データセンターに関わる来場者が、今後に向けた有意義な“解”を持ち帰るためのフォーラムとなることを目指して、現在も準備を進めている。ぜひとも多くのデータセンター関係者に、来場を検討していただきたい。