日商エレ、静岡第一テレビへジュニパーネットワークスのSRX/EX/SAを納入
~Junos OSによるオペレーションコスト削減、およびネットワーク安定稼動を実現~
日商エレクトロニクス株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:瓦谷 晋一、以下、日商エレ)は、この度、株式会社 静岡第一テレビ(本社:静岡市駿河区、代表取締役社長:小里 広、以下、静岡第一テレビ)へ、ジュニパーネットワークス株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:細井 洋一、以下、ジュニパーネットワークス) のサービスゲートウェイ「SRXシリーズ」、イーサネットスイッチ「EXシリーズ」、SSL VPNアプライアンス「SAシリーズ」を納入し、放送事業の映像デジタル化におけるトラフィック増加に備えた基幹ネットワーク強化に貢献しました。
静岡第一テレビは、1979年の開局以来「ふれあいだいいち」をモットーに静岡県内向け民間放送事業およびその関連事業(放送番組の制作・販売、映画・音楽・スポーツその他の文化事業、イベント事業ほか)を行っています。2009年には開局30周年を迎え、自社番組の制作やイベントの企画・運営のさらなる取り組みに加えて、静岡の豊かな自然を次の世代に残すため環境保護活動にも力を入れるなど、時代の先を見据えた地域密着型のテレビ局として静岡県内へ最新情報を発信し続けています。
静岡第一テレビでは、迅速かつ正確な情報提供を求められる放送事業を展開する中で既存ネットワークの老朽化に加え、昨今の映像デジタル化に伴うデータトラフィックの増大により、放送システムだけでなく社内業務データをはじめとしたあらゆるデータが流れるコア・ネットワークのハイパフォーマンス化が必要となりました。さらに、リモートオフィスワーカーの増加に伴い、社外からのアクセスへの一層のセキュリティ強化が必要となる一方で、少人数管理体制のため運用負荷の軽減も要望事項の一つでした。
今回、コア/フロア用スイッチにボックス型イーサネットスイッチEX4200を導入し、幹線ネットワーク帯域を10Gに拡張し、ジュニパーネットワークス独自技術のバーチャルシャーシにより複数台のスイッチを仮想的に1台のスイッチとして管理することで運用負荷の軽減を実現しました。また、リモートアクセス環境へFirewall/VPNとUTM機能を搭載したサービスゲートウェイSRX210および240と、より安全なリモートアクセスを提供するSSL VPNアプライアンスSA2500を導入しました。これにより、静岡第一テレビのリモート環境では高いセキュリティ性を確保すると同時にスムーズなリモート拠点とオフィス間の通信を可能にしています。
導入機器には、ジュニパーネットワークス主要製品に共通で搭載されているモジュラー型OS「Junos OS」を搭載しています。共通のOSを利用することでサービスの一貫性を保ち、ネットワーク全体の運用における負荷を軽減すると同時に、ネットワークの安定稼動を支えます。OS上で各プロセスが独立して動作するので、万が一、一部のプロセスに障害が発生しても他のプロセスに影響を与えず、ネットワークを止めることがないため、高い信頼性と運用性を確保します。放送事業という公共性が高く、システム停止が許されないミッションクリティカルな環境において、日商エレの高い技術力に加え、ジュニパーネットワークス製品の高い信頼性が導入ポイントの一つとなりました。
日商エレはジュニパーネットワークスとJunos OSの先見性を見出し、国内でいち早く代理店となりました。以来、豊富な実績により培われた提案・技術力と卓越したプロダクトエンジニアによる充実したサポート体制で、国内大手通信事業者をはじめとした、あらゆるネットワークを支えてきました。2011年2月には2010年に引き続き2年連続で、年間を通してジュニパーネットワークスのカスタマーサービス普及に最も貢献した企業1社をアジア太平洋地域のパートナー各社から選出し表彰する「アジア太平洋地域 Operate Specialist of the Year2010」を受賞しました。
日商エレはこれからも、これまでのJunos OSの豊富な導入実績を生かし、「The Junos Solution Provider」として、さまざまなお客さまに信頼性と運用効率の高いソリューションをご提案してまいります。